事例 板側面の整形

こんにちは。ドローイングによる冷間ロール成形を得意とする宗和工業(そうわこうぎょう)の岸野です。

 

新しいお客様から、「今購入している部品の、板の側面部分が粗く、商品の外観として見える部分で見栄えが悪いのでどうにかできませんか」とご相談をいただき、技術・製造部門で板の側面部分を平らに整形できないか検討・作成しました。

写真は製品成型後の板の側面部分のもので、左が宗和工業の通常の仕様、右が板側面を平らになるように設計した仕様になります。写真では右側の方が粗く感じるかもしれませんが、実物は右側の方が凹凸の高低差が少なく、ほぼ平面でなめらかなのに対し、左側(通常仕様)の方は凹凸の高低差が大きく、部分的にざらざらと粗くなっています。

   板の厚み:3.0㎜  材質:SUS304