閉鎖断面、開放断面

こんにちは、宗和工業(そうわこうぎょう)の岸野です。今日は最近お客様に教えていただいた言葉の紹介です。

宗和工業では冷間ロール成形(フォーミング、ドローイング)により、鉄やステンレスのレール形状の部材を製造しています。

そんなレール部材の中で、丸パイプや角パイプのように開放された部分のない断面形状のものを閉鎖断面(閉断面)といい、逆に閉鎖されていない断面形状のものを開放断面(開断面)といいます。宗和工業では溶接設備がなく、製造できる形状は開放断面になり、閉鎖断面のものは現在製造できません。ただしカシメと呼ばれる形状を使い、疑似的な閉鎖断面を作ることは可能です。これは溶接を用いずに作るため密閉されておらず、液体や気体を閉じ込めることはできませんが、単に四角状の形状が必要な場合などに適しています。

今回お客様に教えて頂くまで、こういった名称があることを知りませんでした。まだまだ知識不足、勉強不足であることを痛感する毎日です。本HPの中に皆さんの知らない用語、わからない言葉がありましたら、ぜひともお問合せください。