製造に使用する金型

冷間ロール成形で製品を作る時にはロールと呼ばれる金型を使用します。

写真は1段分のロール金型で、上下左右に配置するため4個あります。一番右側の金型で直径128㎜、高さ180㎜のサイズです。

金型は材料の板厚、幅、最終製品形状に合わせて1製品につき1式(~28段)が必要で、他の製品用の金型を部分的にでも流用することが出来ません。その為、一つの製品にそれに対応する1式の金型が必要となっております。

一段目、二段目、三段目と材料を金型に1段ずつ通して徐々に曲げ製品を作っていきます。

当社では、金型の設計、製造も自社で行っており初品納入までの納期が短く、金型トラブルへの対応も素早く出来る為、納期トラブルを起こしにくい、また短期でフォローできる体制を取ることが出来ており、お客様から喜ばれる一因になっております。